切削・金型ツーリング用材料には、アルミニウム焼き入れ材が一番理想的な材料と言えます。一般的には  5083, 6061-T651, 6082-T651, 7075-T651はツーリング用金型板材をよく使われています。

製品特性：高強度、優れた加工性能
アルミニウムと鋼の密度比は1：3であるため、鋼の代わりにアルミニウムを使用することにより金型の重量を1/2に減らすことができます。 スチール - アルミニウムコンポジットモールドを使用することにより、金型のコストをスチールモールドと比較して少なくとも15％低減することができる。 また、アルミ鋳型のアルミニウム板生産時間は鋼鋳型よりもはるかに短く、アルミニウム鋳型の加工コストは鋼鋳型より35％も低い。 従って、アルミニウム鋳型の利点は明らかである。

  Signiアルミニウムのアルミニウム板製品は、工具プレート、機器作業テーブル、医薬品、機械器具、コンピュータ＆エレクトロニクス、ジグ、インデックステーブル、金型冷却＆加熱プレート、テンプレート、産業用ロボット、印刷機械、医療用アプリケーション、真空 チャック、食品機械成形板、包装機械、半導体部品、自動車、ベースプレート、熱成形品などの分野でよく使われています。

製品仕様
合金番号	質別	厚さ範囲 (mm)	長さ範囲 (mm)	幅さ範囲(mm)
5083, 6061-T651, 6082-T651, 7075-T651	F and O H111, H112, T4, T6 (For 6061, 6063), T651(ストレッチプレート)	6 — 300	1000 — 10000	500 — 2700

ストレッチプレート仕様
厚さ範囲	6 — 150 mm
長さ範囲	2000 — 10000 mm
化学成分

合金成分(%)	5083	6082	6061	7075
Si	0.40	0.7~1.3	0.40— 0.80	0.40
Fe	0.40	0.50	0.70	0.50
Cu	0.10	0.10	0.15— 0.40	1.2— 2.0
Mn	0.40~1.0	0.40~1.0	0.15	0.30
Mg	4.0~4.9	0.6~1.2	0.8— 1.2	2.1— 2.9
Cr	0.05~0.25	0.25	0.04— 0.35	0.18— 0.28
Zr	—	—	—	—
Zn	0.25	0.20	0.25	5.1— 6.1
Ti	0.15	0.10	0.15	0.20
Each (Others)	0.05	0.05	0.05	0.05
Total (Others)	0.10	0.15	0.15	0.15
Al	残分	残分	残分	残分